8月のコラム

子供に大人気「せとなつ」ってどんな夏?

 

瀬戸市では毎年夏に

 「せとなつ」というイベントが開催されているのはご存知でしょうか?

今年(2018年)は7月7日~9月2日の間に開催されています。

 

 

せとなつの期間では、自然溢れる国定公園岩屋堂での天然プールの開放や、瀬戸蔵での映画の無料放映、ロボット作成のワークショップなど数多くのイベントが開催されており様々な体験ができます。

 

 

 

そのなかで、今回私たちは岩屋堂の天然プールと瀬戸染付工芸館に行ってきました。

 

岩屋堂までは瀬戸市の中心部から車で約15分 川をせき止めた天然プールは子供たちに大人気!

市外から来られる方も多くみられます。

 

 

駐車場から坂を上っていくと涼しげな水音が聞こえてきました!

さらに上っていくと、大きな天然プールが見え、子供たちが楽しそうに遊んでいました。

水深も浅いので 小さいお子様でも安心して楽しむことができます。

私たちも実際に行ってみて涼しい自然の中でゆったりとした時間を過ごすことができました。

天然プールの沿道には売店があり 冷たいソフトクリームや香ばしい五平餅が売られています。小腹がすいた時にはぜひどうぞ!!

 

ほかにも岩屋堂の奥には、瀬戸大滝とも呼ばれる滝があり自然いっぱいの公園です。

バーベキュー場もあるので、夏のアウトドアここに決まり!!

また、秋には綺麗な紅葉が楽しめます。

11月にはもみじまつりが開催されるので、ぜひ行ってみてください!!

 

 

続いて「瀬戸染付工芸館」に行ってきました

 

瀬戸染付工芸館は、瀬戸中心部から歩いて約15分。

焼き物の伝統技法である「瀬戸染付」をテーマにした施設で、ろくろや絵付けなどの作業風景の公開や瀬戸染付の名品の展示を行っています。

今回は、「誰でも気軽に瀬戸染付」というイベントに参加してきました。

その名の通り、小さい子供さんでも お年寄りの方でも 外国の方でも  老若男女問わず、簡単に瀬戸染付の体験ができます。

しかも、箸置きへの染付は200円、ブローチは300円、小皿は500円ととてもリーズナブルで世界に1つだけの作品ができ、おすすめです!

 

たくさんの素材の中から、わたしたちは箸置きと「せとなつ」限定の魚のブローチを選び、体験してきました。

 

初めに、あらかじめ素焼きをした記事に鉛筆で下書きをします。

 

ここまでは、それほど難易度は高くないのですが・・・・・・

ここから三色の「呉須」と呼ばれる藍色の顔料で色を塗っていく染付の工程に入っていきます。

薄い呉須でも色づきがよく、濃い呉須では塗りすぎてしまうと焼き物が割れてしまうこともあるそうです。

慎重で繊細な作業であることが身に染みてわかりました!

染付をした後は、工芸館の方に焼成をお任せして完成です。

 

塗った後は、黒く見えている部分がほとんどですが焼成すると、呉須を塗った部分がきれいな藍色になるそうです。

 

焼成の工程に時間がかかり、引き渡しに一か月以上かかってしまうこともあるようですが、自分の作品が職人さんの手で焼かれて、自分のもとに帰ってくるのでワクワクしながら待っていられますね!!

涼しい室内で せとものに囲まれながら、瀬戸染付の体験をするのも「せとなつ」の楽しみの一つです。

 

かけがえのない夏の思い出になること間違いなしです!ぜひ足を運んでみて下さい!!

 

せとなつのホームページ  http://www.seto-marutto.info/event/setonatsu/